6,000人以上が訪れた"ゲームマーケット2014春"に行ってきました
6月1日に開催されました、アナログゲームのイベント"ゲームマーケット2014春"に行ってきました。6月開催ということで雨を心配していたのですが、それは杞憂に終わりました。その代わり気温がぐんぐん上がって、真夏日に。会場内も暑いのだろうなと思いつつ、いつもどおり昼過ぎに会場へ。会場への行きすがらは、同じようにゲームマーケットへ向かう人たちが散見されましたので、人の入りは上々の予感がしました。
会場に着いてみますと、やはり混んでいました。今回から会場が"東京ビックサイト"の西4ホールに変更となり広くなったはずなのですが、混雑具合は前回と同じくらいか、より混んでいたのではないでしょうか。主催者の発表によりますと、参加者数は過去最多の6,500人ほどを記録したそうです。
また、不安だった室温の高さですが、筆者が着いたころは朝ほど混雑はしていなかったためか、危惧していたほどではなかったのは助かりました。
"ゲームマーケット"とは、アナログゲームの即売会とフリーマーケットの合わさったようなイベントです。扱われているジャンルはカードゲームやボードゲーム、テーブルトークRPGやシミュレーションゲーム、ゲームブックなどなど。
主にサークルが制作したオリジナルのアナログゲームを購入・体験できる"一般ブース"は280以上、主に企業が参加する"企業ブース/特設ブース"は40以上と、昨年秋のイベントと比べても3割増し。その上、前回はスペース確保の関係でなかったフリープレイのコーナーも復活するというオマケ付きです。
今回は、イベントにあわせて著名なサークルや企業ブースが、いつも以上に多くの新作発表や先行販売を行ったという印象が強かったです。中には当日に隠し玉を発表したところも。聞いた話では開場直後はワンナイト人狼や、『ハートオブクラウン』のFLIPFLOPs、『真空管ドールコレクション』のJHラボなどのブースに行列できたとか。
ただ今までとは違ったのは、企業ブースの新作はそれなりの種類が、午後になってもしっかり在庫があったことです。過去の経験からしますと、著名なサークルの作品はもちろんのこと、企業ブースの作品であってもしばしば昼には売り切れてしまう場合が多かったように思います。
したがいまして、新作を買うには前もって予約をするか早く行って並ぶなどの必要があったのですが、特に今回は即売り切れといった状態はだいぶ緩和されたのではないでしょうか。といいましても昼過ぎに会場を回った感じでは、一般サークルを中心に売り切れの告知が結構目に付きましたので、どうしても欲しいものがある場合はしっかり準備をする必要がありそうです。
以下、会場の様子をご覧ください。
また今回は、毎回設けられている"こどもゲームコーナー"のほかに、"リアル謎解きゲームマーケット""どうぶつしょうぎとなかまたち""チェッカー・ドラフツ"といった特設コーナーも設けられていました。
このように会場の広さは1.5倍になったにもかかわらず、混雑具合は前回以上となったゲームマーケットですが、今後の予定は"ゲームマーケット2014秋"が11月16日に東京ビッグサイトで、"ゲームマーケット2015大阪"が来年3月1日にハナミズキホールで開催とのことです。このままではあと数回でまたもう少し広い会場に変える必要が出てくるかもしれませんね。
●URL
Game Market -
Game Market - 新着情報・ブース情報
http://gamemarket.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=3030
(橋本 崇史)