ボードゲーム・エントランス

ボードゲームやカードゲームを中心としたアナログゲームを紹介しています。なお、2016年1月28日以前の記事は、株式会社インプレスが運営していた“ゆるこいぶろぐ”に掲載していた記事を、許諾を得て転載したものです。

"ゲームマーケット2015秋"は11月22日開催で、"ゲームマーケット大賞"が発表

 アナログゲームのイベント"ゲームマーケット2015秋"の開催まで1カ月となった22日に、秋葉原Role&Roll Stationやイエローサブマリンなどの各ゲームショップなどで、公式カタログが発売されました。今回は11月22日(日)の開催で、会場は東京ビッグサイトの西2ホールから東4ホールに代わり、若干狭くなったこともあってか、昨年に続いて出展は抽選になったそうです。

 

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 "ゲームマーケット"とは、アナログゲームの即売会・体験会を中心としたイベントです。扱われているジャンルはカードゲームやボードゲームテーブルトークRPGシミュレーションゲームゲームブックなどなど。

 

 主にサークルが制作したオリジナルのアナログゲームを購入・体験できる"一般ブース"や、主に企業が参加する"企業ブース/特設ブース"などが用意されています。

 

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 "ゲームマーケット2015春"の開催時間は10時から17時まで。入場料は、入場チケット付きカタログは1,500円(税込み)、入場チケットは1,000円(税込み)。なお、保護者同伴の小学生および学生証を提示した中高生は入場無料とのこと。

 

 参加ブースの数は今回も順調に増えており、カードゲームやボードゲームテーブルトークRPGシミュレーションゲーム、グッズ・書籍関係など合わせて400を超える出展があるそうです。

 

 スペース全体が若干狭くなったにも関わらず参加ブース数が前回よりも増えたということで、当然のように出展希望者多数で抽選になったそうです。またオークションやバザール、フリープレイコーナーがいったんなくなっています。さらに会場が変わった関係か、今回はキッチンカーコーナーも用意されていないようです。

 

 各参加ブースの詳細情報は入場チケット付きカタログのほか、ゲームマーケット公式サイトでも確認できますので、是非チェックしてみてください。

 

□関連リンク

ゲームマーケット』公式サイト | 国内最大規模のアナログゲームテーブルゲーム イベント

http://gamemarket.jp/

 

 今回の目玉は、何といっても"ゲームマーケット大賞"の発表です。"ゲームマーケット大賞"とは、年間3回に渡る"ゲームマーケット"で発表された作品を対象にする賞で、数回の審査を経て優秀作品や大賞を選定します。今回は"ゲームマーケット2014秋""ゲームマーケット2015大阪""ゲームマーケット2015春"で発表された作品が対象になります。

 

 現時点では二次審査を通過した作品から審査員が選んだ優秀作品が5作、カタログおよび公式サイトで発表されています。この中から、大会当日に"ゲームマーケット大賞"が発表される仕組みです。

 

 優秀作品は以下の通りです。

『海底探検』

枯山水

ひとひら

『PRINCESS ESCORT』

ミネルウァ

 

□関連リンク【ゲームマーケット大賞】優秀作品の5作品を発表! | GM運営 |『ゲームマーケット』公式サイト

http://gamemarket.jp/blog/【ゲームマーケット大賞】優秀作品-発表!-2/

 

 当日は、授賞式のあとに各優秀作品を体験できるコーナーが設けられるとのこと。またカタログには、一次審査からの流れや優秀作品の紹介などが掲載されていますので、チェックしてみてください。

 

 そのほかの新しい試みは、"クトゥルフ神話ライブRPG"が行われます。ライブRPGとは、会場の各所に散らばった何名かのゲームマスターを相手に行うTRPGのことで、今回は『クトゥルフ神話TRPG』をベースにしたゲームを遊べるとのことです。ただし参加者は計60名限定かつ先着順だそうですのでお早めに。

 

 また、"プレイレポート企画"にも注目です。本企画は、ゲームマーケットで配布された新作ゲームを公認レポーターがレポートするというもので、レポートはWeb上で公開されます。公認レポーターは公式ページで募集も行われており、応募の締め切りは11月7日いっぱいとのことです。

 

□関連リンク

プレイレポートとは? | 『ゲームマーケット』公式サイト

http://gamemarket.jp/playreport/

 

 そのほかの注目イベントとしましては、前回では大人気だったというTRPGの体験会では『ソード・ワールド2.0』『ガーデンオーダー』『アマデウス』などを無償で体験できるほか、おなじみとなった参加型のイベント"リアル謎解きゲームマーケット4"は"ゾンビフルワールド"が開催。さらに、石川県の宇出津で遊ばれていた伝統ゲーム『ごいた』の体験会と全国大会が開かれるほか、"いいね!サインラリー"といった企画も継続して行われます。

 

 一方、カタログ自体の読みどころといいますと、前回のゲームマーケット"ゲームマーケット2015春"で回収されたアンケートの結果をまとめたコーナー"GMアンケート結果発表!"では、結果の公開・解説のほか2019年問題に触れられていて注目です。

 

 また恒例のゲーム作家へのインタビューは、今回は"Power9 Games""長谷川登鯉""New Games Order"の3組です。

 

□関連リンク

Power9Games

http://powernine.blog.fc2.com/

studioH - bodogedamas(長谷川登鯉氏のWebサイト)

http://bodogedama.jimdo.com/

New Games Order, LLC.

http://www.newgamesorder.jp/

 

 以上ざっくりと"ゲームマーケット2015秋"をご紹介してきましたが、今回もブースの数はかなり多いですので、事前にカタログを購入するなどした上で、ある程度目的を絞り込んでおくことを強くオススメいたします。なお、予約が必要なところもありますのでご注意ください。

 

●URL

ゲームマーケット』公式サイト | 国内最大規模のアナログゲームテーブルゲーム イベント

http://gamemarket.jp/

 

(橋本 崇史)