ボードゲーム・エントランス

ボードゲームやカードゲームを中心としたアナログゲームを紹介しています。なお、2016年1月28日以前の記事は、株式会社インプレスが運営していた“ゆるこいぶろぐ”に掲載していた記事を、許諾を得て転載したものです。

"14へ行け"のゲームブックにちなんだグッズ2015年版は"PIP袋"とTシャツ

 "14へ行け"や"ピップ"、"マーリン"や"E・J"でお馴染みのゲームブックといえば、旧名"ドラゴン・ファンタジー"こと"グレイルクエスト"シリーズです。その日本語版のイラストを担当しているHUGO HALL氏が、毎年この時期に本シリーズをモチーフとしたオリジナルグッズを発表しているのですが、2015年は"恐怖のピーマンTシャツ"と"PIP袋"だそうです。

 

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 "PIP袋"とは、"14送りになったピップをしまっておく保存袋"だそうで、片側には14の数字と墓石が、片側にはリサイクル"ピップ"マークが描かれています。"グレイルクエスト"シリーズでは主人公のピップは、何度死亡して14に行ってもリサイクルされますが、リサイクルされる過程は長い間の謎だったとも言えます。しかし、"PIP袋"の登場でその一端が明らかになったようです。

 

 なお、買い物袋としても使用できるとか。

 

 一方、例年発表されているオリジナルTシャツですが、今年は"恐怖のピーマンTシャツ"が準備されています。"恐怖のピーマン"とは、"グレイルクエスト"シリーズ3巻『魔界の地下迷宮』に登場する野菜怪獣の一種で、生命点は30となかなか。ただし、Tシャツを購入すると味方になるそうですので安心です。

 

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Tシャツを購入することでワイロ交渉に成功、味方となる

 

 さらに今年は、もう一つ"14Tシャツ"が用意されています。こちらは新作ではないのですが、リメイクの声があるので再度制作を試みるとのこと。ちなみに初版は2003年です。

 

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 これらのオリジナルグッズは、毎年5月14日に発表され、1カ月間注文を受け付けるのですが、受付開始の時点では制作は決定していません。決定するには、注文数が一定数を越える必要があるからです。

 

 今回は3点とも30の予約が集まれば制作が決まります。価格は、"PIP袋"が2,700円(税込み)、Tシャツがぞれぞれ4,104円(税込み)とのこと。Tシャツは各種カラーバリエーションから色を選べますが、"PIP袋"は1色のみとのことです。

 

 グッズの注文方法などの詳細は、HUGO HALL氏のWebサイト"GOTO HUGO"でご確認ください。

 

●URL

GOTO HUGO(HUGO HALL氏のWebサイト)

http://hall.fool.jp/

"14へ行け"のゲームブックにちなんだグッズ2014年版は"14マグネット" - ゆるこいぶろぐ(2014年のグッズの記事)

http://analog-game.hatenablog.com/entry/grailquest2014

"14へ行け"でお馴染みのゲームブックにちなんだTシャツの注文締め切りが金曜に迫る - ゆるこいぶろぐ(2013年のグッズの記事)

http://analog-game.hatenablog.com/entry/12-grailquest2013

 

(橋本 崇史)